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【Napor I kuno】-ナポリクノ-Vol.5「生野とナポリの甘い話 後編」

生野とナポリの甘い夜

ボナセーラ(こんばんは)生野の皆様。
最近、暖かい日が増えてきたね。でも、花粉症にはつらい季節。。。
イタリアでも糸杉とかオリーブとかの花粉症があるけど、イタリアでは外でマスクするのは絶対NG!これ豆知識ね。

ところで、前回はチョコのお話をしたの覚えてる?
今夜はナポリと生野のドルチェについて考えてみた。

まず、生野で有名なお菓子メーカーと言えば、前回紹介した「フルタ製菓」「ノーベル製菓」
これって凄くない?二つとも全国的に超有名。モルト グランデー!!(超凄い)

♫は~ちみつきんかんのど飴 のCMでおなじみ。

ノーベル製菓株式会社 本社
生野区巽北4-10-2
06-6751-1171

ナポリには「リクイリッツィア」っていう甘草のど飴があるんだけど、
はっきりいって癖が強い。
金柑はないけど南イタリアではレモンが大好き。レモンのお菓子や食べ物、お酒だってある。

レモンチェッロ(左から2番目の瓶)
食前酒。ウチの店にも置いてるよ。ピッツアの前に飲むのが通。

そうだ!レモンといえば、鶴橋駅前のある、パティスリーniina(ニーナ)の「レモンケーク」が絶品。
レモン風味じゃなくて、ちゃんとレモンの味がする!なんでも、オーナーは難波の名店で修行した実力派とか。

若い夫婦が営んでる小さなケーキ屋さん。
これって「なつかしい未来」だよね。ベニッシモ!(とってもいいね)

パスティリー niina
生野区鶴橋1-3-2
06-4302-5822
営業時間:月〜土 11:00〜18:00
     祝 日 11:00〜17:00
定休日 水/日

一方、ナポリはドルチェが有名な街。その中で一番メジャーなお菓子と言えば「バッバ」(babba)
キノコ型のパンケーキに、たっぷりのラムシロップ。めちゃ甘くてお酒の効いた大人のお菓子。
美味しいけど、お酒の駄目な人は要注意。

師匠のお店「IL BABAA」(イル バッバ)は師匠のニックネームの「バッバ」から名付けたとか。
ま、ニックネームの理由はナポリジョークということで。(苦笑)

実は「真のナポリピッツア」のラツィオ州(首都の州)代表だったりする。

IL BABAA
Via Dante Alighieri 2,01019 Vetralla Italy
+39 0761 477262

 

生野で、たっぷりシロップ(蜜)に浸かったお菓子をみつけた!

生野本通り商店街「亀や」のみたらし団子!

たっぷりの蜜に小ぶりで柔らかいお団子。カリーナ!(可愛い!)

僕は子どもの頃、隣近所に住んでいたので毎日ぐらい、亀屋さんのお菓子を食べてた。ちなみにご次男さんとは幼馴染。

亀や (生野店)
生野区林寺2-7-1
06-6716-9617
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜

生野とナポリのドルチェを調べてて気づいた。
生野「亀や」は僕にとってドルチェの原風景。ナポリの「バッバ」は今の僕を育ててくれた。二つのまちのドルチェで結ばれたのは自分だったってこと。
これから、二つのまちの甘い関係をもっと深めていけたらいいね。

じゃ、今日はこのへんで。ヴォナ・エ・ドルチェ・ノッテ。(素敵な甘い夜を)

この記事を書いた いくのなライター

シルーロ・ケイジ
シルーロ・ケイジ
生野区・田島生まれ。
高校生のときにナポリ出身の芸術家に憧れてアートの道を志し、様々な仕事を経て、現在は桃谷商店街のピッツエリアで働いている。
アートとピッツアと生野とナポリとシヌーロ(ナマズ)のつながりについて日々、模索している。
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