君は生野区のレルちゃんを知っているか?
週に2度ほど、商店街へ行くために生野東2丁目あたりを通る。いつだったか覚えてはいないがガードレールのコンクリートに顔があるのを見つけ目があった。その顔は笑っていた。
次に同じ道を通ったときは、私からそのコンクリートを探した。やっぱり笑っていた。その笑顔に心の温度が少し高くなった。
「レルちゃん、今日もごきげんさん」名前までつけた。(ガードレール、だからレルちゃん。発想の貧困さは反省点だ)
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この写真を何気なくInstagramにあげた。あまりにもかわいらしく思えたから。すると「他にもある」とコメントをする人がいる。そのコメント通り周囲を探すと、何故今まで気がつかなかったのか?と思うほどレルちゃんはいる。その数合計17体。
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総じてみんな笑ってはいるが、色のあせたレルちゃん、雑草に埋もれているレルちゃん、様々である。
筆者は気になり、他の場所でも同じようなガードレールを見つけると思わずレルちゃんを探してしまう。しかし今のところここ生野東以外でレルちゃんにお目にかかったことはない。
この記事を書いた いくのなライター
![サッキー(杉本佐希子)](https://ikunogurashi.jp/wp-content/uploads/2024/06/puro2-150x150.jpg)
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エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年
いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します
いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。
好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃
歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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