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生野区のキワの高低差

この高低差を見つけたのはいつだったか・・と思い出してみる。

 

 

 

 

あれは今36歳の次女が幼稚園に入園したころだから、もう30年も前なのか!と我ながら驚く。

それだけ年月が過ぎたのかということも驚きのひとつだが、それよりもそんな昔から私は高低差が気になっていたのか、そのことの方が衝撃だ。30年前はブラタモリははじまってない。笑っていいともは放送されてたかな?

ブラタモリを見て高低差に興味を持ったものだと思い込んでいたのに、どうやら違うようだ。自分のことなどわからないものだ。

30年ほど前、私はこの高低差がある近くの病院に一週間ほど入院した。入院前の検査や手続きで病院に通うときにここを見つけたのだ。

嬉しさでもなく、驚きでもなく、説明しがたい感情が沸き起こった。

しいていえば「なんでここは階段があるのだろう?」という疑問だ。階段を降りていくとマンションの入り口がある。地下一階のようなところが一階になる。当時私は若さ・・というか幼さなのだろう。地形について学んだこともなく「なんで?」と思ったのかもしれない。

それから、機会があるたびにこの高低差を見に行くようになる。画面の右側はもう平野区だ。川があり超えればマックスバリューがあった。もう無くなってしまったが。

そこに買い物に行ったりするたびにこの高低差を眺めていた。

最近、久しぶりにまた見に行ってみた。変わらずに高低差はある。なんだか安心する。

 

この記事を書いた いくのなライター

サッキー(杉本佐希子)
サッキー(杉本佐希子)
エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年

いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します

いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。

好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃

歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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