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【Napor I kuno】ナポリクノvol.9「ナポリと生野のカフェ」

【Napor I kuno】ナポリクノvol.9「ナポリと生野のカフェ」

ナポリクノvol.9 生野とナポリのカフェ その1

スクーザ イル ミオ ルンゴ シレンツィオ!(長い間音信不通でごめんなさい)
元気でした?

僕はちょっとバタバタで、、、
でも、生野のことはずっと気になってた。で、SNSをみていると、ふと気がついた。生野って「喫茶店」めっちゃ多くない?
それも昔ながらの「喫茶店」から流行の「カフェ」まで多種多様。

ナポリもコーヒーが有名な街。で、今回はナポリと生野のカフェを調べてみた!

ナポリ1番の老舗「カフェ・ガンブリヌス」

イタリアには立ち飲みの「バール」(Bar)と、座ってゆっくりする「カフェ」(Caffe)があります。
一般的なのが「バール」。ナポリでは食後や休憩など一日数回、バールでエスプレッソを飲んでます。

コーヒーといえば、エスプレッソ。深煎豆を普通より濃厚で少なめに抽出し、お砂糖をたっぷりと。
ビターチョコレートのような味わいがナポリ流。

なかでも、エスプレッソ発祥のお店が1860年創業の「カフェ・カンヌリブス」
ナポリにいったらマスト!

こちらは一般的なバールの様子。

バールは生活の一部。街のいたるとこにあって、日本の自販機やコンビニの感覚に近いかも。そういえば、生野は妙に自販機安いよね?あれなんで?

バールでは長居はしなくて、エスプレッソを飲みながら店員や常連と短いおしゃべりして出て行く。簡単な軽食もとれる。
バール文化が浸透してるため、2018年まで世界的なコーヒーチェーンもイタリアに進出しなかった。

ちなみに、イタリアではカプチーノとカフェラテのオーダーは朝が定番。食後とか午後にはまず頼まない。

ダークローストが主流。

イタリアの中でもナポリは特にコーヒーが美味しいといわれてる。ナポリの有名なブランドのキンボ(KIMBO)は日本のデパートでも購入できるよ。

でも、コーヒー豆はどこで淹れても同じ。ナポリのコーヒーが特別美味しいのは特有の水質とバリスタの技術レベルが非常に高いかららしい。

そんなナポリ(カンヌリブス)には「カフェ・ソスペーゾ」(保留コーヒー)っていう素敵な習慣がある。余裕のある人がエスプレッソ2杯分の代金を払い、1杯分は貧しい人のためにプールしておいてもらうというもの。下町の温かい人情を感じるね。

こちらは生野区桃谷。JR桃谷駅、出口1を東に1分。長屋を改装した「和カフェ」です。
「広報いくの」いくのdeリノベで紹介されてたよね。

陶器のカップにこだわりの珈琲、和スイーツ、体に優しいお食事をいただけます。

また、孤食をなくしコミュニティをつくる「晩ごはん会はなちゃんち」、近隣のミュージシャンによるライブ陶芸教室など文化イベントを開催していて、地域での取り組みが非常に盛ん。カフェが地域のコミュニティーの場になって、地域の絆をつなぐ場になってる!

抹茶ラテアート!!!

葉菜茶
生野区桃谷1-6-16
8:00〜17:00
日・月 定休
06-6777-5722

カフェは単なる飲食する場所ではなくて、街の文化やコミュニティーを広げる場として機能している!

カフェを通じてユニークで下町の人情味のある共通点をみつけたね

じゃ、今日はこのへんで。シ センティアーモ。

この記事を書いた いくのなライター

シルーロ・ケイジ
シルーロ・ケイジ
生野区・田島生まれ。
高校生のときにナポリ出身の芸術家に憧れてアートの道を志し、様々な仕事を経て、現在は桃谷商店街のピッツエリアで働いている。
アートとピッツアと生野とナポリとシヌーロ(ナマズ)のつながりについて日々、模索している。
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