1. HOME
  2. ブログ
  3. 素人落語会 祝10周年! ~生野銀座商店街 どりーむ館~

素人落語会 祝10周年! ~生野銀座商店街 どりーむ館~

Expoいくのヒートアッププロジェクトミーティングの熱も下がりきらないまま、6月を迎え、1日(土)には生野銀座商店街のどりーむ館で「素人落語会」が開かれるということで行ってまいりました。

私は「お笑い」が好きなんでしょうね。漫才、コント、落語、気がつけば芸人さんたちのYouTubeを好んで見ていたりします。大阪には天満天神繁昌亭という寄席がありますが、一時よく通っていました。

寄席では落語家さんの他に「イロモノ」と呼ばれる落語以外の芸をされる方が登場します。繁昌亭で見た「めおと楽団ジキジキ」さんは忘れられないくらい面白かった。落語では笑福亭たまさんが、それまで全く存じ上げなかった噺家さんですが面白かったなぁ・・・

と、繁昌亭思い出話はこれくらいで。

生野銀座商店街さんは、長く「いくのの日」にご協力いただいてます。商店街ぐるみで加盟していただいていいるという希有な存在なんです。商店街の中に「どりーむ館」という建物がありそこで色々イベントを開催されているという活気のある商店街です。

まずは、どりーむ館の館長(館長でいいのか?)森山恵子さんと落語会主催者の白川圭介さんにご挨拶

おっと、こんなところに色波くんが!(笑) しばらく大喜利を聞いてました。

そして会場に入ると、10周年ということで記念の手ぬぐいをいただきました。手ぬぐいが欲しくて落語会に来たわけでは決してありません(ほんとだな?) 使い勝手の良さそうな手ぬぐいをありがとうございます。

いよいよ開演、お囃子が会場に鳴り(CDですが)一人目の方登場。紫亭京太郎さん「つる」です

そして次は聖護院論波さん「松山鏡」

余談ですが、論波さんは現役大学生。このたび、大阪のとある金融機関に就職が決まりお客さんたちから「おめでとう」の拍手を受けてました。そのまた余話として私個人のメインバンクは論波さんの就職する金融機関であることをお伝えしておきます(絶対いらん情報・・笑)

三人目は、顔見亭馬久松さん「狸賽」

4人目は 笑谷亭いわしさん 「擬宝珠」(ぎぼし、と読みます)

そしてトリは、白扇亭龍光さん 「応挙の幽霊」

どの方も面白かったですね~~。やはり「生の舞台」「ライブ」は良いものです。空気感といいますか人間対人間という場を味わえるのが私は好きです。「あっ!目があった」なんて勘違いもできるし(笑)←有名アーティストのディナーショーなどでありがち。

ありていに申しますと、私はExpoいくのヒートアッププロジェクトに関わることになったから、この落語会を見に行こうと思ったわけです。ヒートアッププロジェクトが無くても、この落語会は開催されているのですが、何もなければこんなに積極的に「行こう」とは思わなかったと思います。夜だし、素人さんの落語だし面白いかどうかわからないし(関係者のみなさま、失礼なことを書いてしまいました。ごめんなさい) 行かない、やらない言い訳を重ねて動かないままだったような気がします。

しかし、ライターになって生野区を盛り上げようという使命のようなものがが生まれ(そんな大げさなものでもないけど)、いくのの日に協力いただいてるお店などのイベントからできるだけ参加して、私なりの感想なりレポートのようなものを書いて発信していくのが私自身の「好きなこと」なのだな、と思うようになりました。

好きなことを続けてる方は素晴らしいと思います。今日の落語家さんたちもみんなそうです。「落語」という好きなことを練習し続け発表する。

しかし人には「好きなこと」が「しんどいこと」になる場合もあります。そして「好きなこと」を忘れたり投げ出したりすることも私にはありました。

でも、お尻を叩いてくれる人、引っ張ってくれる人、励ましてくれる人、ウソでも褒めてくれる人(笑)が周りにいたら、また自分の「好き」を思い出せるかもしれません。

私の好きな歌の歌詞にこんなのがあります

「ついてなくて下向いちゃういけど そのまましゃがんで両手ついてクラウチングスタート」

今の私自身がまさにこの心境です。

「62才にもなって何言ってんだ!」そんなふうに思う人もいる・・かもしれません。

言いたい奴は言え、笑いたい奴は笑えばいい。そんなことには負けはしない。

素人落語会、ありがとうございました。

この記事を書いた いくのなライター

サッキー(杉本佐希子)
サッキー(杉本佐希子)
エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年

いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します

いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。

好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃

歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事