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生野空き地deつながる屋台市に行ってきた

午前中のほんの短い時間だったが、このイベントに行ってきた。

ふと思うが、「シャッター通り」という言葉を作ったのは誰なのだろう?

日常の買い物は、ついついスーパーですませてしまうが商店街が好きである。スーパーの行き帰りには用はなくても商店街を歩く。

このイベントはそんなふうにして日々歩く商店街の一角で行われた。

チラシやSNSの告知を見たときには「ああ、あそこやね。うんうん」と思った。よく知っている場所だと。

しかし、実際に行ってみると商店街の中に出店しているお店もあったが、この道は通ったことないという先に空き地があって

そこにいくつかの屋台が出ていた。

お地蔵さまの少し向こう、左手に空き地がありそこに出店されていた。

食いしん坊なので、どうしても食べ物に目がいく。タコライスとキンパを買い求めた。

平野区喜連の町工場カフェSACUEVAさんの出店。

商店街に戻りつながる♨さんのクッキーや

桃谷商店街のジェリーズポップコーン桃谷さんでも買い物。

ジェリーズポップコーンさんは本当にいつもパワフルな発信に感動する。ポップコーンを作って売るだけでもそこそこの時間を取られると思うのだが。それに加えお子さんもいて家庭もあるのに、気がつけばInstagramで動画をあげて店の情報を流している。この細い体のどこにそんな力があるのだろう?と太った私は思うのである(笑)

そして私は全然知らなかったのだが、森井食品さんの「MJシロップ」帰宅して検索するとAmazonでも楽天でも販売されている。このイベントでは試飲ができて、通りすがりの見知らぬおばち・・・女性に「美味しいから飲んでみ!」と勧められて試飲してみた。

「ほんまや!!」

「昔の喫茶店のミックスジュースの味ですやん!」とお店の人に思わず口走った。「ありがとうございます」と買って

くれともひと言も言わず、空になった試飲用カップを引き取ってくれた。

値段を見たら1800円。「ちょっと高いな・・」と思った私を叱りたい。そして「高っ!」と口に出さなかったことは褒めておこう。

生野東に、こんなに美味しいシロップを作り販売している会社があったのだ。ひょっとしたら気づかずに前を通ってるのかもしれない。どうりでそんなに「売ろう!売りたい!」という雰囲気が無かったわけがわかった。もうすでに売れているのだ。

これはわからないが「生野区の人に知ってもらおう。喜んでもらおう」その気持ちだけで出店されたのかもしれない。

この日の購入品。どれも美味しかった。

生野区の商店街も「シャッター通り」になる危機があったかもしれない。しかし私はそんな言葉に自分がひっぱられるのは嫌だ。例え、シャッターが閉まっている店が多くなったとしても、1件でも頑張って営業している店があれば買い物したい。応援しようと思う。

商店街が好きだから。そこに人が生きていると思うから。

この記事を書いた いくのなライター

サッキー(杉本佐希子)
サッキー(杉本佐希子)
エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年

いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します

いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。

好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃

歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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