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【Napor I kuno】-ナポリクノ-Vol.2「生野とナポリを“粉もん”がつなぐ(前編)」

大阪とイタリアのソウルフード、生野にあります。

ボナセーラ! 生野を愛する皆様。
最近、ピッツア・ワールドカップで世界一位になった桃谷商店街のピッツェリアで働くシヌーロ・ケイジです。
シヌーロって何?ってたまに聞かれるけどナマズのこと。理由はお店でゆっくりと 。

ローマで行われた世界大会で世界一に輝いた松田氏。

最近、ナポリ風に改装したピッツエリア。
※お店の詳細記事はこちら↓

さて、今日はナポリと生野の食べ物についての共通点を考えた。
生野は焼肉が有名だけど、ソウルフードといえば、お好み焼き、イカ焼き、たこ焼き、焼きそば。いわゆる「粉もん」
鶴橋「オモニ」、桃谷「桃太郎」(現在は新深江)、イカ焼き発祥の「桃谷いか焼き屋」、巽「じゃんぼ総本店」……

個人的に一番好きなたこ焼き屋さん。生地がサクっ、中から熱々トローっ、で、タコの風味がぶわー

桃谷の業務スーパーの隣にあります。
店舗Twitter↓


そのほか、正確には生野区じゃないけど、周辺には有名店がたくさん。
で、ナポリはなんといっても、ピッツア、パスタの発祥の地。イタリアでは「ピザ」じゃなくて「ピッツア」と呼びます。ちなみに日本のお好み焼きは(ピッツア・ジャポネーゼ)って言ってるよ。

上の3枚の写真は、ナポリにあるマルゲリータ発祥の店「ブランディー」。

修行時代のシヌーロ氏。イタリアではピッツアはナイフとフォークで食べます。
ピッツアと言ってもイタリアの地方によって種類があって。大きく分けて「ローマピッツア」、「ナポリピッツア」の二つがあります。
ローマピッツアは生地は薄くてパリパリ。トッピングを食べる、いわゆる「ピザ」に近いイメージ。

〔ローマピッツア(ローマ、スペイン広場近くのピッツエリア)〕
一方、ナポリピッツアは生地は厚めでモチモチ。パンの様に発酵させ、生地を味わうタイプ。ピッツアの周りに「コルニチョーネ」(額縁)という耳があります。意外にも海外セレブがダイエット食に食べているそうな。

師匠が焼くナポリピッツア。

各地のピッツア世界大会を総なめにする、師匠ジュゼッペ(左)。
やっぱり、なんか似てるよね。ただ粉もん好きってだけじゃなくて、食感の好みとか。
じゃ、今日はこのへんで、シ センティアーモ(また、連絡します)

この記事を書いた いくのなライター

シルーロ・ケイジ
シルーロ・ケイジ
生野区・田島生まれ。
高校生のときにナポリ出身の芸術家に憧れてアートの道を志し、様々な仕事を経て、現在は桃谷商店街のピッツエリアで働いている。
アートとピッツアと生野とナポリとシヌーロ(ナマズ)のつながりについて日々、模索している。
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