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【シンギングボウルとは】
直訳すると「歌うお椀」別名「ドニパトロ」といい、その起源は紀元前2~3000年頃ブッダ生誕以前に遡ります。通常この金属製のボウルは手作りで、それぞれが微妙に違った音を出します。
音による癒しのツールとしては、最も古くから利用されてきたものであると考えられています。
チベット仏教古来の占星術において太陽系惑星、衛星に対応する七種の金属:金(太陽)銀(月)鉄(金星)水銀(水星)銅(火星)錫(木星)鉛(土星)により鋳造され、ボウルひとつひとつがミクロコスモスを形成しているといわれます。
現在ではアメリカやヨーロッパでもその効果を実証されているヒーリング・ツールです。
ちなみに、チベット医学では医療用具として、アーユルヴェーダ医学では鉄分とミネラルを補うため妊婦にこのボウルで食事することを勧めているそうです。
【シンギングボウルの秘密】
シンギングボウルには音の秘密が2つあります。
1.「1/fゆらぎ」
自然現象である人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方などがあります。人間の生体は五感を通して外界から 1/f ゆらぎ を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられています。
2.「ソルフェジオ周波数」
ソルフェジオはフランス語で、ソルフェ―ジュ=音階を意味しています。ソルフェジオ周波数は528Hz(ヘルツ)をはじめとした特定の周波数の音階のことを示しています。私たちの心身にまで影響を与える音といわれています。古くから癒しの音楽と言われた「グレゴリオ聖歌」にもソルフェジオ周波数は用いられているようです。
ゆるやかな波動と心地よく感じる倍音が含まれて演奏中はリラックスできます。
またその波動によって人間の骨や細胞内で共鳴し、体内や心の疲れをほぐすだけでなく、その場を浄化したりすることもできるそうです。
身体の悪い部分にも働きかけて、身体の調子を整えるともいわれています。
【シンギングボウルの効果】
シンギングボウルで期待できる効果は様々です。その音色は潜在意識にも働きかけるので、トラウマの解消にも使われています。その上オーラやチャクラを整えるのにも高い効果があるとされています。
【チャクラとは】
サンスクリット語(インド古語)で円、円盤、車輪などを意味し、ヒンドゥー教のタントラ(曼荼羅)やハタ・ヨーガ、仏教の後期密教では、人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢を指す言葉として用いられます。
現代のヨーガ身体観では、主要な3つの脈管と、身体内にある6つのチャクラ、そして頭頂に戴く1つのチャクラがあるとされることが多い。この6輪プラス1輪というチャクラ説は、ジョン・ウッドロフ(英語版)(筆名アーサー・アヴァロン Arthur Avalon)が著作『蛇の力』 (The Serpent Power) で英訳紹介した『六輪解説』 に基づいているそうですが、流派により数は異なります。
この人間の体内に存在するチャクラ6か所プラス1か所を上から順にみると
7.頭頂
6.眉間
5.喉
4.胸
3.みぞおち
2.丹田
1.尾骨
このようになり、これら整える身体の悪い部分の上にシンギングボウルを置いて鳴らすことで、その部分の調子を整えて、不快感を取り去るともいわれ、海外では実際に、お腹の調子が悪ければお腹の上で鳴らしたりして頭痛、生理痛、関節痛、感情などあらゆる症状に効果があるとされています。
まとめ
なんでもない金属製のボウルのように見えるシンギングボウルは、シンプルだけど、とても深い癒しの効果が隠されているようです。
当寺院では、これまで100名以上の方にご参加いただき、その神秘性に高い評価をいただいております。
現在でも、精神保健福祉士、公認心理士、音楽療法カウンセラー、セラピスト、ヨガインストラクターの方々をはじめ、精神的なお悩みを抱えられた方、東洋文化にご興味のある方にご参加いただいております。
シンギングボウル瞑想会は
毎月15日13時~14時開催しております。
(ご希望時間帯にて開催も可能)
お寺の本堂で是非、神秘的体験を共にしましょう。
※勧誘等一切なし
※飛び込みOK
※参加費 お気持ち制
【ご予約フォーム】
https://docs.google.com/…/1bOrPG1HL1TP…/edit

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