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【グルメ】季節限定・いちごサンドがおすすめ!「倉式珈琲 生野たつみ店」

歴史も学べる!?巽南のゆったりカフェ

ある朝、スケジュールミスで時間をつぶすことになり、前から気になっていた「倉式珈琲」に入ってみました。 

なんとなく高級感のある佇まい……。
「生野っぽくない!」と思ってしまうのは、いいことなのかイケないことなのか。

店内は開放感があって、リラックスできます。
雑誌もたくさん置いてあり、ゆったりコーヒーを飲みながら朝の時間を楽しめます。

生野区には落ち着くレトロな純喫茶も多くありますが、少し一人を楽しみたい人にはこの広さがいいかもしれません。

倉式ブレンドコーヒーと、春限定の「いちごサンド」(530円)を注文。

おおーコーヒーがサイフォンで出てくる!
これはお得感あります!
少し濃いめを一杯半、じっくり楽しみました。

いちごサンドは「食パン2枚分に生クリームとカスタードやで!」とダイエット中の頭に危険信号が出ていましたが、軽いクリームと苺の酸味がさわやかな甘さになっていて、パンもふわっと柔らかく、ついつい……完食してしまいました。

 今回は「春の限定」につられていちごサンドを食べましたが、迷ったのはホット玉子サンドやフレンチトーストなどのモーニングの数々。

カレーにドリアなど、ランチも充実しているようです。

ママ友ランチにも使えて、いいですね!
 
食べ過ぎたことを少々後悔しながら表に出ると……

何やらお店のすぐそばに遺跡がある様子。

南北朝時代の武将・楠木正成(くすのきまさしげ)の孫にあたる、楠正長(くすのきまさなが)という室町時代の人物の屋敷跡だそうです。

楠木一門の慰霊のために仏の道に入り、同じく巽南にある定願寺を開き、97歳まで生きたとのこと。伝説が入っているのかもしれませんが、当時の人とすれば大変な長生きですね。

定願寺(じょうがんじ)を調べるとお寺のブログがあり、中をのぞいたら前住職さんが急に亡くなられたとのことで、急に後を継ぐことになった住職さんの記事がありました。がんばって!と応援したくなりました。

この立派なクスノキは、当時の楠木邸の名残とのことです。
もう一つ、横には「日露戦争戦没者の碑」もあります。

日露戦争は、日清戦争より多くの戦死者を出し、大阪市内にたくさんのこうした慰霊碑があるそうです。ここの碑には巽村出身者の名前が彫られています。戦後世代の人間にとって、太平洋戦争の戦没者の話を見聞きすることは多いのですが、こうして日露戦争で亡くなった生野の若者がいたことも、心に刻んでおきたいものです……。

コーヒータイムの後には生野の歴史にも出会える「倉式珈琲 生野たつみ店」のご紹介でした。

【店舗情報】
「倉式珈琲 生野たつみ店」
生野区巽南3丁目11番17号
TEL:06-6755-5309
FAX:06-6755-5310
定休日:年中無休
営業時間:7時~23時(ラストオーダー22時)

この記事を書いた いくのなライター

編集部
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いくのぐらし編集部の事務局です。イベント情報を中心に「量産」します。生野に関するイベント情報は事務局にお知らせください!
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