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浪華百景の中の生野区~その2(舎利寺)~

この記事は⬇の続編のようなものです。

浪華百景の中の生野区~その1(御勝山)~

浪華百景の中の生野区は、御勝山の他にもう1枚、舎利寺があります。

舎利寺、正確には舎利尊勝寺といいます。その周囲の地名が「舎利寺」になっているからなのか我々地元民はこの寺を舎利寺と呼んでいます。いや舎利尊勝寺があるから、地名が舎利寺になったのか。

浪華百景については、ウィキペデアを参照ください

浪華百景の中の舎利寺⬇

これは浪華名所図の舎利寺(Wikpedeiaから)⬇

どちらも似たような風景ですね。それは当たり前か・・同じ時代に描かれたのだから(江戸時代)

今は住宅街になっていますが当時は遠くから舎利尊勝寺は見えたようですね。1枚目の細い道は俊徳街道なのでしょうか。お参りに行く人が行き来しているようにも見えます。当時からそんなに寂しい場所ではなくある程度賑わっていたのでは?。

そして現在の舎利尊勝寺。さすがに今はそんなに遠くからは見ることができません。

そしてここからは地形の話になりますが、舎利尊勝寺の裏側には崖があります

舎利尊勝寺の裏側だけではなく、このあたりには住宅の裏も崖になっていたり高低差が大きいなかなか良い場所なのです

私は学者でもなく研究者でもないらかはっきりとこうであるとは言えませんが、妄想の範疇としてこの舎利尊勝寺の裏側のラインが上町台地の東のはしっこ・・つまり「へり」ではないかと思うのです。そういった妄想、想像が人生を豊かにしてくれることを人は知っているのです。

この記事を書いた いくのなライター

サッキー(杉本佐希子)
サッキー(杉本佐希子)
エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年

いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します

いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。

好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃

歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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