いくのの日によせて
「生野区を愛し、生野区をよくしたいと願う人たちが、思いを共有しつつ、それぞれができることをそれぞれのやり方で展開し、そして、そんな小さな取り組みが、うねりとなって、さらに元気な生野区をつくっていくことを願い、機運が醸成され、区民の皆さんのまちへの愛着が行動となって躍動するよう「いくのの日」の創設を提唱します。」(生野区役所のホームページに掲載されているいくのわがまちクラブの宣言より抜粋)
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「毎月19日はいくのの日」ということになって今年はもう16年。
「いくのの日」の誕生と同じ2008年に生まれた子どもは、高校生になっている。
いくのの日もそんな子どもたちと同じように成長しただろうか?胸を張って「はい!」とは言えないかもしれない。
しかし、思春期の子どもたちと同じように悩んだり、トライしてみたり、失敗したり、喜んだりしながらここまでやってきたような気がする。
今年はこのサイト「いくのぐらし」がリニューアルされて、いくのの日もコンテンツのひとつに加えてもらうことになった。
だからといって、特別に何かが変わるものでもない。目指すは「いくのの日」の周知。それは設立当初からの願い。
そしてできれば、生野区じゅうにいくのの日の旗が増えてゆくこと。
「今日はいくのの日やね」
「あそこの店ではこんなイベントやってるよ」「町歩きがあるんだって」
「うちの空き家をどうにかしたいんだけど」「ああ、それなら空き家カフェがあるから相談してみたら?」
このいくのの旗を目印にしてそんな会話が増えていけばよいなぁ~~と
のんびりゆったり思っている。
しかし、いくのの日のメンバーの高齢化も現実問題だから、新しい人の仲間入りも願っている。
自分の得意で好きなことが自由にできる場所は、そうそう無い。
しかし、いくのの日は誰が決めたわけではないのに、年月をかけてそうなった。
各自が自分の得意なことをする。得意なことしかやらない。「得意なこと」がかぶらないのが不思議なのだが。
何かやりたいけど、どこから始めればいいのかわからない。どこか場所はあるのかなぁ?誰か一緒にやってくれる人がいればいいけど・・
いくのの日は、そんな場合のよろず相談所のようにもなりたい。いえ、現在なってます。
19日は単なるきっかけ作りのようなもので、生野→いくの→1と9→19日と語呂合わせで日が設定されてはいますが、
気持ちを行動に移すのに日程の制限はないはずだから、19日にはそんなにこだわってはいないのが正直なところかも。
どうせ生きるなら、楽しいことは多いほうがいい。やりたいことはやった方がいい。
そんな感じで、今年もいくのの日はやってゆく。
welcome enjoyを合い言葉のようにして
こんなメンバーたちが今いるよ
えーと、どこに連絡すればいいのかな?
事務局は、葉菜茶です
大阪市 (Japan・大阪府)生野区桃谷1-6-16
06-6777-5722
この記事を書いた いくのなライター
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エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年
いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します
いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。
好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃
歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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