「いくのの日」はヒートアッププロジェクトにエントリーします。
ヒートアッププロジェクトで生野区中が盛り上がってるな、と感じる今日この頃。そう感じるということは、誰よりも私自身が盛り上がっているからなのかもしれない。
最も、「いくのの日」は最初から諸手を挙げてエントリーを決めることができたわけではない。「いくのの日」には10年という歴史がある。
その歴史は重みでもあるが時として足かせにもなる。
今までのものを守ろうとするあまり保守的になり新しいものを受け入れるのに時間がかかる。
「いくのの日」も最初は疑心を持っていた。過去の経験、それも悪いほうの体験から「今度もそうなるのではないか」と思ったメンバーもいるかもしれない。
しかし、「知らないままで否定するのはよくない」という理性も持っている。とりあえずミーティング(説明会)に行ってみてそれから決めようという空気になった。「いくのの日」には柔軟性がある。
結果、「いくのの日」の周知ができて、いくのの日の旗を多くの人にお渡しできた。「いくのの日」の周知は常に「いくのの日」が掲げている望みのようなものだから。
ミーティングが終わっても、SNSで拡散され「旗が欲しい」というお申し出は毎日1件の割合で来る。
それは今までに無かったことだ。旗をお渡しすることによって、繋がりができ、今のお若い経営者たちが熱い気持ちで日々頑張り生野区を愛していることも実感しつつある。
それなら、と舵をを切るのは「いくのの日」は早い。エントリーして早速企画を考える。
エントリー締め切りを待って、企画を具体的に説明したい。その企画には皆さんのご協力が何より必要なのだから。
エントリーしたいけどどうしようかな?何を誰としたらいいのかわからない。エントリーしたものの企画が思ったように運ばない。
今、色々なことを考えている人がいるだろう。
参考になるかどうかはわからないが、「いくのの日」は思いついた企画を全部言葉に出す。
変な企画も、とうていできるとは思えない企画も。それもわりと具体的に予算とかどこにお願いしたら許可が出るのか、とか。
そんなことをわいわいと話しているうちに、実現可能な企画がどこからかポンと顔を出す。
あとはそれに向かい一気呵成で進むだけなのだ。
「いくのの日」は企画段階でありがちな人と人の諍いが無い。不思議なことに。
みんな自分の得意なことをわかっているし、できないこともわかっている。できないことを無理にしようとせずできる人に任せる。
自分ができることは精一杯やってみる。トラブルが起これば隠すことなくオープンにして相談をもちかける。
そんなことを10年かけて取得してきたのかもしれない。
ヒートアッププロジェクト、なかなか面白くなりそうだ。
この記事を書いた いくのなライター
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エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年
いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します
いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。
好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃
歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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