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紫陽花まつりに行ってきた。

6月16日(日) 生野区民センターで紫陽花まつりが開催された。

うちは区民センターの近くなので、ほぼ毎年行っている。ぶらっと行って、ステージをちらっと見て。

外で焼き芋やドリンクや、その年々で売っている食べ物を買って、知り合いに会ったらちょっとしゃべって・・・そんなふうだった。

が、今年は「WITH Expoいくの」と看板にも書いてある。

私も、Expoいくのにはエントリーしている。なんらかの形で参加するつもりである。そして、この記事を書く予定だ(もう書いているが)。例年よりは気持ちをあげて、足を運んだ。

ああ、そうだ。書いているうちに色々思い出してきた。私が生野区へ嫁に来た40年前にも、紫陽花まつりはあった。

夫の祖母が遺族会の会長かなんかをしていて、出店していたのかな、前日からバタバタしていた気がする。踊りもしていたのか、青い着物姿の祖母を覚えている。

いかん・・・だんだん思い出してくる。助けて~~(なんで?誰に??WW)

祖母は私に有無をいわせず「紫陽花もらえるから朝一に並び」とかいって抽選券をもらいに行ったっけ・・。その頃は今よりもっと人が多く、ごった返していた。

若かった私は「なんでこれだけの人が紫陽花を欲しがるねん。この祭りの何が面白いねん」と内心思っていた。まだまだ京都人気質が抜けていないころだ。

時は流れて40年。

娘に紫陽花まつりに行くと言うと、そこは実の娘の遠慮のなさで「何が面白いの?」と言う。

「行ってみたらわかる!」と言ったのは私だが、そうだ、きっと祖母も私にそう伝えたかったのかもしれない。

「何が面白い?」と思った紫陽花まつりに毎年行き、とうとう記事まで書き出した。(笑)

面白くないことに、こんなふうにはできない。(杉本家の)歴史は繰り返すとはこのことか?初めて、祖母の気持ちが理解できた気がする。

ロート製薬のブースで化粧品のサンプルをもらい

シュウマイ、焼き芋、ジュース、焼きおにぎりを買い求め

ゴミを分別して捨てて

ステージを見て

来賓席におられたT会長と筋原区長にも挨拶して、

今年はすべての関係者の方々に「お疲れさまでした!」と伝えたい気持ちがいっぱいだ。

この記事を書いた いくのなライター

サッキー(杉本佐希子)
サッキー(杉本佐希子)
エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年

いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します

いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。

好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃

歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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