夢の箱でのイベント「みんな集マルシェ」に行ってきた。
勝山南1丁目に、特別養護老人ホーム「夢の箱」がある。前はよく通るのだが特に意識はしたことがない。
老人ホームという場所は今のところ縁の無い場所だからかもしれない。
何年も前、夫のふた親とも老人ホームに入居しそこで看取った。いろんなことがあり、それはいい思い出ばかりではないので無意識に頭の中から「老人ホーム」というものを抹消しようとしていたのかもしれない。
ここで、「集マルシェ」というイベントがあると知ったのは、ヒートアッププロジェクトの繋がりから。
集まるとマルシェを合体させた考えられたネーミングだな!と感心しながら傘を差し自転車をこいで向かう。
この天気だとどうなのかなぁ?と思ったが賑わっていた。いくのな人は雨などものともしないのか(笑)
初めて足を踏み入れた建物は、清潔感にあふれて若い職員の皆さんも明るく丁寧な物腰で、訪問者は気分がいい。
会場となった広いロビーは普段はどう使われているのだろう?利用者さんの談笑場所や休憩に使われているのだろうか。
ヒートアッププロジェクトや「いくのの日」でいろんな場所へ行き、たくさんの人と会う中で
私の中で「敷居を低く、垣根をなくす」というテーマが浮かび上がっている。
老人ホームは、介護の必要な高齢者がいる場所と決めていた私。決してそうではない。
集マルシェでは、ネイリストも出店されていたが、若い女性がネイルをしてもらっている横で、車椅子の高齢女性が手をネイリストに差し出していた。爪を明るい色に塗ってもらいながら、若い女性よりもずっとずっと嬉しそうな表情だった。
まだまだ叶うのはずっと先かもしれないけれど、誰でも自由に老人ホームの中に入ってきて、入居者さんと話したり遊んだり、何かを教えてもらったり、一緒に散歩したり、そんな未来が来れば・・と願う。
それこそが「懐かしい未来を子どもたちに渡す」ということではないだろうか。と少し真面目なことも考えた。
ホットドッグとコロッケパン、お弁当、お酢などを買い求め帰路につく。
お弁当を食べきったら、器はこんなカラフルなものだった。
いくのの日の旗もお渡しできたり、誰だか知らんけど後ろ姿の写真を撮ってもらえたり。
いい日曜日だった。
この記事を書いた いくのなライター
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エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年
いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します
いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。
好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃
歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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