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墨×商店街×スキルラボ

最近、盛り上がっている感が半端ない「生野銀座商店街」。

様々なイベントを毎週のように開催し、幅広い年代の人々が集っている。

「どうしてこんなふうに変わっていったのだろう?」と思っていたら、どうやら仕掛け人が存在するようだ。

「いくのすきるらぼ」それが名前だ。Instagramから引用させていただこう

 

「商店街をコミュニティづくりで盛り上げる仕掛け人」
将棋大会やスマブラ大会、マニアックビューイングなどを企画、運営しコミュニティを続々と創出中!
デジタルサイネージにて大喜利など様々な企画も進行中!
生野銀座商店街『どりー夢館』 @ikunoginzasyoutengai にて活動しています。」
 
ふむふむ・・なるほど。
おっ!Instagramにリンクが貼ってある。
 
これが「いくのすきるらぼ」の正体のようだ(そんな大げさな・・笑)
 

ちょっと文字が詰まってしまったのはお許しいただきたい。

12月22日(日) そんな「いくのすきるらぼ」さんが企画運営されているイベントに行ってみた。

目当ては「みんなの書くひろば」さん(Instagramのアカウント名)の墨のワークショップ。

Instagramを拝見していると、墨を愛し、墨の申し子、墨の妖精のような人に思える。ここまで好きなものがあり没頭できるのは素晴らしすぎる。

この方を知ったのは、ヒートアッププロジェクトから。「いくのの日」にもご協力いただいている。

何より、この書くひろばさんは、ワークショップを開催されるたびにご丁寧なお知らせのDMをくださるのだ。

そんな方は今までいない。

私は古い人間だから、そんなことが嬉しくありがたい。

この「みんなの書くひろば」さんにお会いしたい。ずっとそう思っていた。

商店街の一角にテーブルと椅子を置き、ワークショップは始まっている。

混んでる・・・。 人気なんだ~~。

椅子がひとつ空き、私も座らせていただいた。硯と墨を用意していただき、簡単にすり方を教えてもらう。

習字なんて・・50年ぶりくらいか?もっとか?中学を卒業してからやったことはない気がする。

高校では「書道」は選択科目だったものなぁ。

さて、何を書こうか

「メリークリスマス」「迎春」などありきたりなことも考えた。

お隣に座った方は、アーティスティックなものを描いておられる。墨絵のようだ・・・。

何を書こうか・・と考えながら、擦る擦る擦る。

やっぱりこれかなぁ?

字が下手くそなのはすみません。

ひとつわかったことがある。

私は、濃い墨の色が好きなのだ。黒い黒い墨の色が大好きだ。

薄墨は、それはそれで味がある。しかし私の好みではない。

そんなふうに自分と向き合える場でもあった。

また行きたい。墨に会いたい。

 

この記事を書いた いくのなライター

サッキー(杉本佐希子)
サッキー(杉本佐希子)
エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年

いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します

いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。

好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃

歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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