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【イベント】空き家カフェ・拡大版開催しました!

去る2019年1月19日のいくのの日に、
空き家カフェ拡大版が木村工務店の「まちのえんがわ」で開催されました。
空き家カフェは、毎月19日の日に開催されています!

空き家カフェで成約がかなった4名の生野区で素敵に暮らす人たちの事例紹介がありました。
成約後のプロポーションビデオとともにご自身による紹介がされました!
4名とも、実は住まい方には暮らしのテーマがあるんです。

具体的には、
橋爪邸:「職場と住居が一体となったまちのえんがわ・パートⅡ」
高山邸:「引きこもりの人のためのヨガ教室や発達障害の子ども達を対象にしたボランティア活動ができるまちの水飲み場」
大椿邸:「画家でカタルーニャ人のパートナーがいるアトリエのある暮らし」
足立邸:「まちの拠り所~yosuga~」

暮らしのタイトルをみると、どの事例も理想の暮らしや思いがにじみ出ていて、素敵です!

4名の住まい手に共通するテーマは、「尊敬できるオーナーさんとの出会い」だったそうです。
この人だから、「安心して借りれる」、この人だから「安心して暮らせる」
といった声がありました。
住まいや事務所、店舗など家を購入したり、借りたりする際は、資金計画等不安がいっぱい。

「大丈夫、改装費用はまかせてください」「好きなように改装していいです」
といった自由度の高い利活用が決め手に。
これも、「空き家カフェ」で数回オープンな対話の「場」を積み重ねた結果だと思っています。

「空き家カフェ」では、工務店さん、設計士さん、不動産屋さん、銀行さん、
ファイナンシャルプランナーさん、区役所さん…と
専門家が一堂に会して悩み相談に乗ってくれます!もちろん、暮らしの経験豊富な区民も。

いろいろな分野の専門家がいることで、新たな暮らしのアイディアや生活の知恵が生まれたり、
なんといってもまちへの愛着がだんだんと増してくる。不思議な「場」です。

生野区は、大阪市24区のなかでも、西成区、東住吉区に次ぐ空き家率の高い区。
でも、空き家を利活用して、地域への愛着と誇りをもって暮す人たち4名のお話を聞いて、
「空き家カフェ」がいろんな地域で開催されたらいいなぁと感じました。

会場から、将来の「空き家カフェ」について一言。
「空き家カフェに出てくるオーナーさんを増やすことが大切です!」
そう、参加者の情報やニーズを集めて、新しいライフスタイルを生み出すためには、
オーナーさんの協力が必要なんですね。

この記事を書いた いくのなライター

長屋マニアちゃん
長屋マニアちゃん
私は、特に大正昭和初期に建てられた大阪の長屋や文化が好きです。外に設けられたトイレ、縁側、続き間、欄間、床の間、それぞれのパーツに職人さんの思いが伝わってきます。適切に手を入れて、長く住み続けられる長屋を目指したいです。
長屋をリノベーションして、生野で素敵に暮らしている人と長屋を事例に取材していきます。
キーワードは、「地域愛」「誇り」「共感」(シビックプライド)です。
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