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【いくのなスポット】昭和~平成~令和につながる「いくのな銭湯」が新しい!

大阪府下で最も銭湯の多いまちなんです。

 令和元年が明けました!
 「いくのぐらしドットコム」では、新しい時代もみんなで生野区の魅力を発信していきます。
 生野の魅力の一つに、大阪府下で最も多い「銭湯」があります。
 先日、こんなカッコいいTシャツを見つけました。

 生野区浴場組合のオリジナルTシャツです。
 一文字一文字は、生野区内にある銭湯の名前から取られています。「源ヶ橋温泉」「日の出湯」「めがね湯」……全部わかる方はかなりの「いくのな人」ですね!
 

 前には「銭湯開始」の文字が気分を高めてくれます!

  このTシャツ、生野区浴場組合のホームページで紹介されており、さっそく買いに行きました。帰り道に寄れる「出世湯」さんです。

  いきなり行ったら置いてなかったので、ぜひ電話で生野区内の各銭湯に問い合わせてから買いに行く&お風呂に入るといいですよ!

  長屋が多い=お風呂のない家が多いことから、生野区には今も銭湯が多くあります。ただ、時代の流れと後継者不足、台風21号による被害などもあり、存続については大阪市としても「地域コミュニティの核としての新たな役割」を見出しながら、考えていく必要があります。

 生野区役所では一昨年に「いくのへいくのプロジェクト」として、職員有志で区内の銭湯に入り、その後で特徴を飲みながら共有するという楽しいイベントをやっていました。

  このプロジェクトは本当に楽しくて、「スーパー銭湯しか行ったことない」という20代の若手職員と一緒に銭湯に行き「コレ、何ですか?」と聞かれました↓

 昭和は遠くなったんだなぁ……。ヘアドライヤーですよ!髪の毛乾かしながら両手が使える!赤ちゃんを抱いたままでも、スマホを触りながらでも髪を乾かせる、ある意味「一周まわって新しい」アイテムとも言えます。

 世間は10連休も後半に突入しましたが、混み混みのスーパー銭湯に行かなくても、近所で大きなお風呂につかり、その辺の居酒屋に行くだけでも「帰って寝るだけ」の幸福感に浸れます。ホントにおすすめ!

 銭湯によっては、サウナや電気風呂などバラエティに富んだお風呂があります。風呂上がりに「銭湯Tシャツ」を着て、生野のまちをプラプラ歩き、気になるお店に吸い込まれるなんて「お手軽な非日常」で、これぞ「令和で味わう昭和ないくのぐらし」として残したいものです。

 毎週土曜日は「大人1人に対しこども3人まで無料」という企画もあり、子連れでのんびり楽しめます。先日は、部活帰りの高校生男子がどっさり出てきました。銭湯文化が受け継がれるためにも「親子で銭湯&若者同士で銭湯」を、もっと流行らせたい!

 毎月19日の「いくのの日」には、区内6カ所の協力銭湯で生野区役所の防犯標語「おこのみやき」を言うと、「ガチ☆メン」のメンコがもらえる企画もやってます。

 大阪市ではITを活用した民間の銭湯プロジェクト「Re:FURO OSAKA」が立ち上がっており、先日から銭湯データベースを作るための情報募集が行われています。区内の銭湯を巡っている方は、ぜひ情報提供お願いします!

 そのうち、マンガ&ドラマになっていた『昼のセント酒』(久住昌之/お昼に銭湯+近所の店で飲む実在の店舗紹介マンガ)の生野区バージョンを作りたいものです。

 銭湯には、人のふれあいの原点があります。

 ある日、仕事帰りに区内の銭湯に立ち寄り、シャンプーを忘れたことに気づいて近くのお婆さんに声をかけたところ、「使ってええよ!でも、このシャンプー、水で薄めてあるから倍使ってや、泡たたへんよ!」と渡してくれました。

 心も体も、ほっこりします。
 また行きたいなぁ。

この記事を書いた いくのなライター

てるみん
てるみん
ゆるい夫と2人の子を持つ40代ど真ん中、映画好き、HR/HM好き、読書好き。
生野愛が芽生え、ハマり、店で「いくのな商品」を見つけて萌える元生野区長(現生野区政アドバイザー)。長文インスタやってます。
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