読書会があった頃
ふと思い立って、自分の名前を検索してみた。するとこんな記事が出てきた
産経新聞に「夕焼けエッセー」というコーナーがあった。毎夕刊に、読者の4000字程度のエッセイが掲載される。
あまりに人気のコンテンツで今は朝刊に「朝晴れエッセー」と名前を変え、日々日本中の読者のエッセーが掲載されている。
私も5年前、生野区で開催されるようになった読書会のことを書き、掲載された。
桃谷駅前のJimmyの2階、桃原姫さんと初めて会ったのがこの読書会だ。
それから何度も読書会に参加したことはこのエッセーに書いた通りだ。
ある日、桃原姫さんから「私は読書会を卒業します」と直接に聞いた。そのときは「お忙しくなられたのかなぁ?」とそんなに深くは考えなかった。
そして、人を介して彼女の訃報を聞くことになる。
どうして今、この記事を「いくのぐらし」に書こうと思ったのかはわからない。
ただ、忘れてはならないことがあるような気がした。
本当に大切なことは、決して言わない。それが正しいのかどうかはわからないけれど、私はそんな生き方を学んだような気がする。
この記事を書いた いくのなライター

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エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年
いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します
いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。
好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃
歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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