No.16 ガチャクレープ
やっと涼しくなってきた。
ExpoいくのヒートアッププロジェクトエントリーNo.16「ガチャクレープ」のクレープオリバーくんというお店は、巽南にある。
行きたい、という気持ちはあったのだが、この夏の暑さには負けてしまった。
勝山北の自宅から、自転車を走らせるにはちょっと暑すぎた。
「涼しくなったら行こう」
「いやそれではガチャクレープは終わっているのではないか」
そんな気持ちのせめぎ合い。なんせ先着100名だ。ウワサでは結構人気があり次々と人が訪れているという。
じりじりしながら気温が下がるのを待っていた。
そして、やっと行けたのだ。バンザイ!
クレープが好きなのと、「くじを引いて何が当たるかわからない」という緊張感(そんな大げさな・・笑)
ワンコイン(500円)を支払い、この箱の中からクジを引く。たくさんの人が手を入れたのだろう。若干くたびれた箱に「よく働いたねぇ」とねぎらいの言葉をかける。

当てたのは「選べる生地 カスタード」

やった!カスタードだ!ツナとかレタスが当たったらちょっとイヤだな、と思っていたのだ。
生地を選べるということで、コーヒー生地を選んだ。コーヒーの生地ってあまり見ないような気がするけど。
鮮やかな手つきで生地を焼いてくれるオーナー

生地は少し苦みがあって「うーん、大人のクレープ」といった味でとても美味しくいただいた。
聞けば、遠方から買い求めに来る人も多いをいう。
「さぁ!お祭りまでにガチャクレープ、売り切りますよ!」と、オーナー。
箱の中には、底のほうにほんの少しクジが残っているだけだった。

この記事を書いた いくのなライター

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エッセイスト
生まれと育ちは京都市山科区
生野区に嫁いできて40年
いくのの日のライターとして
「毎月19日はいくのの日」の周知を目指します
いくのの日の旗があると、初めての店に入りやすく
初対面の人ととの会話のきっかけになるという経験があり
人見知りで緊張しがちな自分の中のハードルがぐんと下がる
そんないくのの日の旗を多くの人に知ってほしい。
好きな作家は宮部みゆきと桜木紫乃
歴史と地形の高低差やへりに目がない62歳
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